経絡ホメオパシー療法について若干の補足を...

誤解を防ぐためにも一つ明確にしておかなければならないのは、私の治療院におけるレメディーの診断基準はマテリア・メディカ等を完全に無視しているということ。

例えば痛みの症状に対して処方されるレメディーとしてはマグフォス(リン酸カルシウム)が有名であるが、私はそのような伝統的教えによる処方基準を全く無視している。

伝統的な教育を受けたホメオパスからすれば眉間に皺が寄るような発言だろう。

けれども、波動を治療に利用しているという点では同じであり、言うまでもなくお互いが目指すところも全く同じだ。

私がレメディーを用いるに当たっては最大限の敬意を払いつつも正統派ホメオパシーのいかなる教えも参考にしない。

ただ症状の原因となる邪気にレメディーをかざし、邪気が消滅/軽減するか否か、それが判断基準の全てである。

邪気さえ正確に読めるのであればこれほど単純明快な診断則もない。

よって、正統派ホメオパスにしてみればおおよそあり得ない処方が日々生じる。

西洋薬に例えれば便秘薬を飲んで咳を止めるような処方である。

しかしながら私にとっては使い方がおかしかろうが何だろうが、邪気が消えさえすればそれでよろしい。

よって、邪気が消えるのであればホメオパシー用のレメディーでなくても大根でもニンジンでもカボチャでも何でもいいのだが、

・波動の高さ

・種類の豊富さ

・値段の安さ

・入手の容易さ

・管理のしやすさ

・貼付可能

・加湿器投入可能

・服用可能

等々の優れた条件を備えていることにより現在はレメディーを使用させて頂いている。

こうしてたまたまレメディーを使わせてもらってはいるものの、私はあくまで気功家であってホメオパスではないので、もしレメディーを越えるアイテムがあるのであればいとも簡単に翻ることもやぶさかでないどころか大歓迎だ。

ちなみに、レメディーを使用する以前はパワーストーンを砕いて微細な欠片を貼付していた。

日持ちという点については大いに利があったが、シールが剥がれてしまえば同じこと。

加えて時間の経過と共に邪気の質も変わってくるので、ただ単純に日持ちすれば良いというものでもない。

古代ルーン文字が刻まれたパワーストーンは経筋治療のアイテムとして今も重宝しているが、これについては別項にて。

ならば経絡ホメオパシー療法は万能かつ最強かといえば、そうでもない。

体表以下の邪気については有効であっても、そもそも体外にまとわりつく邪気に対しては物理的にレメディーを貼付することができないからだ。

オーラが傷ついているからといって、誰がそこにバンソウコウを貼れるだろうか?

理屈はそれと同じだ。

ここでいよいよ超物理的な気功治療の出番となるわけである。