治療家として生涯現役でいたい...
死ぬ前日まで患者さん相手に仕事をしていたい...
ということを常々思っており、また、その思いに足る努力や修練を積んでいる自負がある。
私は既に人生の半分以上を費やしてはいるものの、もし80~90歳まで生きられるとするならば、まだ30~40年分の伸びしろがあることになる。
なかなか膨大な時間だ。
その与えられた時間を有効に使うことができればある程度の高見にまで登れるのではないか?
平たく言えば名人と呼ばれても謙遜せずに済む程度までには成長できるのではないか?
そのような期待や楽しみがある。
私を治療家として最も成長させてくれるのは課題や宿題、更に言えば試練である。
例えば、ある患者さんから「治りました、ありがとうございました!」と言われればもちろん私も嬉しい。
けれども、つかの間一緒に喜んだらそれで終わりだ。
また次回も淡々粛々と同じ治療をやればいいだけのこと。
患者さんが治るといういことはもちろん喜ばしいことではあるけれども、そこで悦に浸ってしまっては話にならない。
もちろん進歩もない。
そうではなくて、私が今後も成長を続けるに当たって最も大切にしなければならないこと、それは治療が今一つであった場合だ。
何がどう駄目だったのか、それについて徹底的に検証する必要がある。
私が100%治せているというのであれば、日々仕事後に気分良く旨い酒を飲んでも許されるだろう。
けれども、そうでないのなら、上手くいかなかったケースをたまたま駄目だったとするのではなく、同じようなことを二度繰り返さないように努力する必要がある。
そこで一つお願いがあります。
無料体験を受けられた方はその後二つのパターンに分かれます。
一つは次回治療の予約を頂戴する場合、もう一つはそのまま連絡がなくなる場合。
後者において治ったのであれば、それはそれで良いのです。
それにつき治療家として喜ばしく思います。
問題は治らなくて連絡が途絶えた場合。
ほんの少しは効果があったのか?
蟻の足一本分も改善が見られなかったのか?
治療した全ての症状において効果がなかったのか?
私はそれが知りたい。
治療に手応えがあると、元来プラス思考の私は「きっと治ったのだろう」とつい思ってしまうのだが、改善のなかった方にもこのような考えを当てはめてしまっては今後の私の延びしろなど存在しないに等しい。
そこで、無料体験において特に効果を感じなかったという場合、ぜひ私にその旨を伝えて頂きたいのです。
その指摘があれば私は治療内容をつぶさに思い起こしてあれこれ検証することができる。
患者さんから見れば得体の知れないおまじないのように見えるかもしれないけれど、決してただ指先を作業的に動かしているわけではありません。
膀胱経を治療すべきところを的外れな肺経で処理してしまったのか?
経筋で治療すべきところを正経のみで終えてしまったのか?
検証すべき点は多い。
そのずれや間違いを修正できれば、次に同じようなケースを迎えた場合、前回よりは出来の良い結果が得られる確率が少しでも上がることになる。
日々のこの繰り返しによってのみ、高見に登ることができる。
不可能であれ何であれ、治癒率100%を目指してこその治療家人生。
例え一言でも結構です。
無料体験を受けられた方は治療の結果を教えて下さい。
どうか宜しくお願い致します。