多くの皆さんと同様、私も大谷翔平選手を心から応援しているファンの一人である。

よって、シーズンが開幕した喜びに浸る間もなく、突然の通訳解雇報道には少なからずショックを受けた。

当初の報道によれば元通訳氏は、

「大谷選手が肩代わりしてくれた上で二人で送金した」

というようなことをESPNの記者が行った電話インタビューで答えていた。

ところが一夜にして前言を撤回し、

「大谷選手は全く関与していない」

と、180度異なる発言をしたという。

解雇報道の直後、これを聞いた世の多くの人々は元通訳氏が大谷選手をかばうために前言を翻したのだと解釈した。

大谷選手と元通訳氏のそれまでの親密さ、大谷選手の資産からして、私も肩代わりはあり得ると思った。

となれば、事は大ごとである。

大谷選手ほどスキャンダルの似合わないアスリートも他にいないではないか。

以来、大谷選手を応援する気持ちの深さに比例して日々心配がつのった。

そして二日前、ついに大谷選手の記者会見が開かれた。

私が観たのは当日昼休憩のワイドショウVTRではあったが、その記者会見の模様を観て心の底から安堵した。

「大谷選手は真っ白だ!」

こんな言葉が思わず口から出た程だ。

この場合、私の言う「真っ白」とは刑事事件でよく使う白黒という意味ではない。

大谷選手がもし真実と異なる嘘を話しているのであれば、その不安や恐れ、苦痛や後ろめたさなどが必ず身体から発せられるオーラに色となって現れる。

肉眼で見える色ではないので言葉で表現するのは難しいが、強いて言えばドス黒い色、淀んだ色、暗く重たい色...ということになる。

そのような心情の兆候となるオーラが大谷選手の記者会見の最中に全く見られなかった。

オーラの一部にごく薄く灰色かかった色が散見されるのは単純に身体の疲れか、今回の騒動に対する心労か、あるいは記者会見に対する緊張感か何かだと思われる。

とにかく、大谷選手にはオーラ的にやましいところが一点もなかった。

人間、口先でいくらでも嘘は付けるがオーラだけは絶対にごまかせない。

よって、現時点において既に大谷選手は120%清廉潔白であると気功治療院白樺の名の元に断言する。

どうかみなさんも安心して下さい。

遅かれ早かれ、今後捜査が進むにつれて公に大谷選手の身の潔白が証明されるはず。

今は一ファンとしてその日を心待ちにしたい。