何かのご縁で白樺のサイトに来られ、まるで救世主でも見つけたかのごとく最後の望みとばかりに治療を申し込んでこられる方がしばしばいらっしゃる。
そんな折、一刻も早く治療を受けたくて居ても立ってもいられないというのは私にも十分理解できるが、無理なものは無理、そういうお話をさせて頂く。
気功治療院白樺は日曜日が休診日なので、例えば土曜日の夜にせっぱ詰まった申し込みがあったりすると、
「お休みのところ大変申し訳ありませんが、明日、空いている時間に何とか治療をお願いします!」
といったようなことを直球で懇願されたり、あるいは遠回しに言ってこられたりする。
確かに休日なのでいくらか空き時間があるのは事実だ。
けれども、私が日曜の空き時間を利用して治療を行うことはない。
というのも、治療を行う普段の平日に朝ぱっと起きて顔を洗い、朝食を済ませたらさあ治療!などということは絶対にあり得ないからである。
その実体はこうだ...
まだ新聞配達員も寝ているような時間に起床し、清水を一杯飲み、柔軟体操及び軽く運動。
それが済んだら(私なりの)斎戒沐浴を行う。
身を清めたら近所の神社へお参りをし、帰宅して一時間ほど瞑想。
日曜日以外の毎朝、これらルーティンを経てやっと治療開始となる。
これらは儀式のための儀式ではなく、より高い波動(=振動数、周波数)で依頼者の症状にアプローチするための欠かせざる準備である。
これら一連の準備なくして私の治療成果はあり得ない。
そういうわけで、休日に少し空き時間があるからといって、そこでさっと治療を行うというわけにはいかないのである。
日々治療で忙しいこともあり、今までこのような休診日の事情をメールで丁寧に説明せずに、
「日曜日は無理です」
と答え続けてきた。
それにより気分を害されたであろう方もおられたようなので、こうして改めて記させて頂いた次第です。